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性教育の歴史を尋ねる 〜戦前編〜 (性教育ハンドブック vol.4) 茂木輝順 著 | |||
性教育、それは豊かな生を全うするための知恵。「若者たちにその知恵を十分に吸収させたい」―いつの時代にもそうした願いを胸に奮闘してきた人々がいます。
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「故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知る」という言葉があります。「性教育」という言葉や概念がいつ頃から使われ始めたのか、そして、当時の人々が「性教育」をどう考え、受け止めていたのか・・・少なくとも、ほとんどの人が「性教育」に反対していたという単純な図式ではなさそうです。「性教育とは何か」を考えるための糸口として、その歴史を尋ねた本書は、性教育ハンドブックシリーズの約10年ぶりとなる新刊です。 <目 次> 序章 性教育の歴史を尋ねる・・・その前に。 第1章 明治初〜中期に見られる子どもの<性>への懸念 第2章 明治後期の性欲教育論議〜富士川游を中心に〜 第3章 明治45年『中央公論』アンケート 第4章 金谷幸太郎の「性的教育」実践 第5章 性欲教育から性教育へ 第6章 アンケート調査にみる大正期の知識人たちの性教育の認識 第7章 大正期における性教育の必要性への声 第8章 山本宣治の性教育研究 第9章 手段としての性教育 第10章 昭和7年 性教育問題のシムポジウム 第11章 性科学研究への抑圧と消え行く「性教育」論議 終章 ・2009年6月刊 ・A5判 92ページ ・頒価500円 |
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